冨士見便り屋形船の深川冨士見便り

2009年05月31日

萬年橋

萬年橋
萬年橋 萬年橋

隅田川の橋シリーズ第4回め。


今回ご紹介する「萬年橋」は正確にいうと隅田川に架かっている橋ではありません。「冨士見」の屋形船コースでいくと、前回ご紹介した清洲橋をくぐった右手に見える、隅田川に合流する小名木川に架かる橋になります。


江東区の常盤一丁目と清澄一丁目を結んでおり、すぐ近くには「芭蕉庵跡」があります。江戸の昔からきれいな虹型アーチをした橋として有名で、葛飾北斎・富嶽三十六景のなかでは「深川萬年橋下」として、歌川広重・名所江戸百景のなかでは「深川萬年橋」として描かれています。
葛飾北斎のエッセンスが随所に散りばめられた冨士見の「北斎」号に乗ってこの景色をご覧になれば・・江戸の香りを感じられるかも?


ところでこちらの橋のライトアップ、実はつい最近始まったばかりなんです。
江東区の景観整備の一環として、2009年3/27~スタートしました。
照明デザイナーは永代橋(第1回めに紹介)のライトアップや東京タワー・レインボーブリッジの照明でもおなじみの石井幹子さん。
松尾芭蕉ゆかりの地ということで、橋のアーチ部分は「俳句」にちなみ点灯する明かりの数が5個、7個、5個というパターンを30分おきに繰り返す仕掛けになっています。心憎いですね。
運良く点灯が変わるときに立ち会えればラッキーですが、そうじゃなかった方はこのあたりを萬年橋までお散歩してはいかがでしょう?
ライトアップ自体はシンプルに見えますが、実際に橋を渡ると「光の天蓋」に包まれているような雰囲気が味わえるそうです。


屋形船はお昼に乗船し爽やかな風を満喫、夜は先ほどの余韻に浸りながら隅田川を行き交う屋形船を陸から眺める・・なんて楽しみ方もオススメです。


屋形船の深川冨士見便り